物流プラットフォームを運営するオープンロジは、国際物流サービスを展開する4PX EXPRESS JAPANと、越境EC支援の強化を目的とした業務提携を発表。日本から米国への割安な配送サービスを提供開始する。
越境ECは、継続的な伸びが予想される一方で、手間のかかる海外配送が事業者の課題となっている。オープンロジは、従来よりEMSなどを用いた海外発送代行を通じて、国内事業者の越境ECを物流面から支援していたが、需要の高まりを受け、世界27ヵ国に海外拠点を持ち、さまざまなECプラットフォームにて越境物流支援実績を持つ4PX EXPRESS JAPANと業務提携を決定。今回の業務提携により実現する内容は、下記の通り。
1. オープンロジ利用者に対し、安価な米国向け発送サービスの提供を開始
オープンロジ利用者へ4PX EXPRESS JAPANが提供する米国向け発送サービスを提供開始。EMSより割安な料金で、米国を中心とした海外発送が可能となる。
2. オープンロジのWMSが4PX EXPRESS JAPANの越境物流サービスと連携
オープンロジのWMSが連携するキャリアに4PX EXPRESS JAPANが加わり、倉庫内のオペレーション構築・荷物追跡情報管理などの利便性を向上。WMSは、提携倉庫以外へのシステム単体での提供も可能となる。海外配送複数キャリアの送り状を容易に発行でき、より効率的に海外発送業務を行うことが可能となる。
3. 4PX EXPRESS JAPANの国内倉庫がオープンロジ提携倉庫に加わる
大阪府内にある4PX EXPRESS JAPANの倉庫1ヵ所が、新たにオープンロジ提携倉庫に加わることが決定。今後も倉庫網を順次拡大する予定となっている。