NTTデータは、決済手段を指定した二次元コードで認証入店し、手にとった商品をそのまま持ち帰ることができる小売業界向けレジなしデジタル店舗出店サービスの提供を開始する。
同社は今回、カメラや重量センサーからのデータ解析を得意とする中国のCloudPickと業務提携し、サービス提供を行うことで、企業のデジタル変革への挑戦に対する支援を行う。小売店のレジ業務をなくすことで、店舗運営の人件費削減のみならず、従業員確保や長時間動労といった業界の課題解決、レジ待ち時間の解消による消費者の購買機会、収益の最大化を試みている。
NTTデータは今後、同サービスの提供を2022年度末までに小売業界1,000店舗へ導入することを目指しているとのこと。
レジなしデジタル実験店舗の利用方法
1. スマートフォンにインストールしたアプリを立ち上げ、二次元コードを表示
スマートフォンアプリを立ち上げ、二次元コードを表示し、入店の準備を行う。
2. ゲートにアプリで表示した二次元コードをかざして入店
3. 商品を手にとる
入店した後はスマートフォンを使用する必要はなく、手にとった商品は自動的にオンラインカートに追加される。
4. 購入したい商品を持って退店。アプリ内に購入商品リストとレシートが届く
ゲートから店の外へ出た直後に、購入商品の一覧がアプリ内に届く。
購入商品のレシートを表示することも可能。決済システムはCAFISを使用している。