PayPay株式会社は、全てのユーザーを対象とした不正利用時の補償制度を利用規約などに明記し、加盟店向けの規約にも「PayPay」の決済において不正取引が行われた場合の入金保証について明記したことを発表。
PayPayが実施したアンケートの結果によると、スマホ決済サービスを利用しない理由のひとつに不正利用に対する不安があり、かつ不正利用発生時の補償対応へのニーズが高いことが判明。同社はこの意見を踏まえ、今回の規約変更を決めている。
規約変更により、今後ユーザーがPayPayにて不正利用による被害に遭った際は、原則PayPayが被害の全額を補償することとなる。また、PayPay非利用者の銀行口座情報などを用いてPayPayで不正利用が行われた際も、補償をするとしている。
補償にあたっては、被害者からの申し出と警察署への申告など所定の手続き、PayPay側での審査が必要。詳しくは、PayPayサービスサイト内「PayPay補償制度に関する規約」にて記載されている。