大日本印刷(DNP)は、チラシやカタログなどの販促物の受発注と在庫管理、製造計画の立案をサポートするクラウドサービス「DNP販促物SCMシステム Connecting One Cloud(コネクティング・ワン クラウド)」の提供を、2019年6月26日に開始。
流通チャネルが多様化するなかで、チラシ・カタログやノベルティなどの販促物の多品種化と少量発注が一般的になっているが、不要となった販促物の増加や在庫の不足など、販促物の適正な在庫管理が企業の課題となっているとのこと。
こうした課題に対してDNPは、長年培ってきた販促物制作のノウハウを活かし、支店等からの販促物の注文受付から製造、在庫管理までをネットワークを通じて一元的に管理するシステム「Connecting One」を2001年から提供。会社案内や金融機関の帳票などにも活用されてきた。
今回、導入企業からの要望が多かった、販促物の必要数を集計する機能などを追加し、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末にも対応した「DNP販促物SCMシステム Connecting One Cloud」として機能を向上させたとのこと。具体的には、以下のとおり。
必要部数を集計し発注できる機能を追加
営業現場からの高いニーズに応え、企業の販促部門に使用部数を確認した後、必要部数を集計して印刷会社へ発注するアンケート機能や、複数の販促物をセットして発送する機能を追加。
定期的に最新機能にバージョンアップ
今後、半年ごとを目途に、導入企業からの要望などを標準機能として順次追加していく予定で、導入企業は、自動で最新の機能を利用できるようになる。
スマートフォンやタブレット端末からも利用可能
モバイル端末からも利用可能なクラウドサービスのため、外出先からでも簡単に注文できる。
必要な機能だけの提供も可能
在庫管理やアンケートの機能など、必要な機能だけを提供するメニューも用意した。