一般社団法人フィンテックガーデンは、消費税率の改正による経理処理のデータ入力作業を軽減させるため、レシートに購入品名や金額、消費税、軽減税率消費税などの取引内容をQRコード内に埋め込むフィンテック(金融とITの融合)システム「レシートQR」を5月27日に発表した。
10月に予定されている消費税率の8%から10%へ変更に伴い、図のようにレシートに「総額」「消費税10%の対象金額」「消費税10%」「軽減税率消費税8%の対象金額」、「軽減税率消費税8%」「非課税の対象金額」を記載する必要がある。あわせて、経理処理もこの6つのデータを入力する必要があるため、データ入力作業が6倍に増加することになる。
「レシートQR」の機能は、
- レシートQRをスマートフォンのアプリで撮影する
- イメージスキャナー(OCR)でレシートQRをスキャンする
の手順により、読み込んだ取引内容をデータ化し、会計システムに取り込み利用できる。