オプティマインドは、ローソンと共同で、物流費やCO2排出量削減によるローソンの「持続可能な店舗配送網の構築」を目的とする、店舗配送ダイヤ最適化に関する実証実験に取り組んでいることを発表。
オプティマインドが提供する自動配車クラウドサービス「Loogia」と、配送員のスマートフォン端末から約3ヶ月間(20年11月~21年1月)にわたり取得したGPSデータの解析結果を用いて、群馬県前橋市の物流センターから群馬・埼玉・栃木県内の約440店舗への配送ダイヤ最適化を実施。 その結果、従来48台の車両で行っている配送を約1割削減し、44台とできる余地が確認された。この結果を受け、ローソンでは2021年10月より、Loogiaを用いて作成した配送ダイヤで実際に配送を行う。
本検証を通じてコンビニ店舗配送における「Loogia」の導入効果が確認されたことを踏まえ、ローソンとオプティマインドは、日々の荷量変化に柔軟に対応する店舗配送ダイヤの検討等、持続可能な店舗配送網の構築に関する更に先進的な取組みを行っていく予定。
オプティマインドは、SDGsの観点から、ラストワンマイル物流を抱える全ての企業が、サービス品質を維持しながら環境負荷低減や従業員の労働環境改善を達成し、持続可能な成長を実現することを支援する。 その取組みの重要な一歩として、今後もローソンとの協業を通じて、小売業界の店舗配送におけるラストワンマイル物流のあり方の変革に取り組んでいく考え。