メルカリおよび日本郵便は、郵便局内に無償で利用できる梱包資材を備えた梱包場所を設け、フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品をそのまま郵便局に持っていくだけで発送可能な梱包コーナー「つつメルすぽっと」の実証実験を開始したことを発表した。
メルカリ内でのアンケート調査において、「梱包・発送作業が大変そう」「(発送方法・梱包資材入手・梱包・送料のすべての軸で)どうしたらいいかよくわからない」という出品未経験のユーザーの声を受け、梱包・発送をサポートし「ゆうゆうメルカリ便」をより便利に利用できるようにすることが目的である。
出品者による「つつメルすぽっと」の利用方法
- 出品する際の配送方法に、ゆうゆうメルカリ便を選択。
- 取引成立後、つつメルすぽっとが設置されている首都圏5か所の郵便局に、売れた商品を梱包せずに持ち込む。
- 郵便局に設置されたつつメルすぽっとで、適切なサイズの梱包資材(「ゆうパケット」用)を選ぶ)
- つつメルすぽっとで、商品の梱包をする。
- 梱包した商品に、ゆうプリタッチで出力した伝票を貼り、発送する。
実証実験は首都圏5か所の郵便局(立川郵便局、光が丘郵便局、八千代郵便局、国立郵便局、美浜郵便局)で行われる。今後は同実証実験の結果を踏まえ、展開地域の拡大を検討していく。