ブレインパッドは、BtoC向けマーケティングオートメーション「Probance(プロバンス)」のバージョンアップを発表した。
Probanceは、主にBtoCビジネスでの顧客とのコミュニケーションにおいて「顧客ニーズを予測するマーケティングオートメーション」として、高島屋、パーソルキャリア、九州旅客鉄道などが活用している。今回のバージョンアップの概要は下記の通り。
過去の施策結果に応じた次の打ち手が設定できる「フォローアップキャンペーン」
過去に実施したキャンペーンの対象者に、フォローアップのための追加キャンペーンを設定したい場合、対象となるキャンペーンの「開封者」、「非開封者」、「クリック者」、「非クリック者」ごとに次のアクションを設定することが可能になった。
キャンペーン同士の関わりを把握・管理できる「ビジュアルシナリオマネジメント」
Probanceは大量のキャンペーン管理が可能である点を強みにしており、本機能では、管理画面上の複雑なフロー記述を避け、設定を確認したいキャンペーンにマウスオーバーすることで、設定内容、プレビュー、そのキャンペーンに紐づくすべてのキャンペーンの配信タイミングを確認できるようになった。加えて、キャンペーン同士の関連性についてコメントも記述できるようになり、誰が見てもどのキャンペーンをどのように組み合わせているのかがわかるようになった。
手間なくメール作成できる自社用にカスタマイズされた「イージーテンプレート」
企業やブランドイメージごとにカスタマイズされたHTMLメールを作成することができる。これにより、HTMLの記述に不慣れな担当者でも、テキストの編集やイメージ画像の差し替えなどの基本的な操作を行うことができる。
Facebookへユーザー情報を連携できる「Facebookコネクタ」
メールに限らず、LINE、SMS、スマホアプリ、バリアブル印刷など、さまざまなチャネルとの連携が可能なProbanceに、Facebookとの連携機能が加わった。ボタンひとつProbance内のセグメント情報をFacebookに連携し、ユーザーの行動や会員情報を基にしてFacebook広告のターゲット条件を指定することができる。