ジャストシステムは、「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2018年6月度)」の結果を発表した。なお本調査は、15歳~69歳の男女1,100名を対象に、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」において、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用し実施された。調査結果の概要は以下の通り。
3割以上がコンビニで現金を使わず キャッシュレス化が進む
商品・サービス購入時の支払方法についてシーンごとに聞いたところ、「現金を使わない」、もしくは「現金を使わないことが多い」と答えた人の割合は、「公共交通機関での運賃」は44.6%、「コンビニでの商品購入代」は34.5%、「ファストフード店やファミレスの飲食代」は25.5%であった。
前回調査である2016年9月度調査では、「公共交通機関での運賃」は43.9%、「コンビニでの商品購入代」は27.2%、「ファストフード店やファミレスの飲食代」は18.4%で、いずれのシーンにおいても現金を使わずに支払いを済ませている人が増加した。
10代と20代は、他世代に比べて「スマホ決済」が浸透
商品・サービス購入の支払いに「現金を使わない」、もしくは「現金を使わないことが多い」と答えた人に、ネットショッピングを除いてリアルで利用している現金以外の支払い方法を聞いたところ、「クレジットカード」(81.4%)がもっとも多く、次いで「プリペイドカードなどのカード型電子マネー」(51.6%)、「スマートフォンの決済機能」(16.3%)となった。
年代別に「スマートフォンの決済機能」を利用している人の割合を見てみると、30代は19.4%、40代は13.1%、50代は16.5%、60代は5.5%に対し、10代は25.8%、20代は24.8%で、若年層の方が浸透している結果となった。
スマホ決済をする人の約4割が「Apple Pay」を利用
スマートフォンで決済を行う人にその方法について聞いたところ、44.7%の人が「Apple Pay」を利用していた。次いで「楽天ペイ」「LINE Pay」(ともに、24.3%)、「Google Pay」(23.0%)、「d払い」(21.1%)であった。 ※複数回答あり