クラシコムは以前より、「北欧、暮らしの道具店」のユーザーにとって、「まさに自分たちのために製作されたものだ!」と感じられる、映画、ドキュメントなどの映像作品が極端に少ないことに問題意識を持っていた。
「北欧、暮らしの道具店」では、価値観や好むスタイルが似ているユーザーに対して「まさに自分たちのために作られたものだ!」と感じることができるような、コンテンツや商品を製作し、届けることを事業としている。
そのような事業活動と同様、同社がユーザーにとってフィットする映像作品を「特定のスタイルの作品に絞って製作、提供する映像レーベル」として継続的に提供していく役割を担い得るのではないかという仮説を持つようになった。
今作品の制作においては、全体のスタイリングや美術面では、同社が直接制作に参画しており、ユーザーにもっとも受け入れられるスタイルがすべてのシーンにおいて担保されることに努めている。
本制作は、上記の仮説を検証するためのパイロット版的な取り組みとして始めるものであり、現時点で今後数ヶ月に1度のペースではあるが、数本のオリジナル短編ドラマの製作が予定されている。