ホテル・旅館経営を主業とする企業(7,915社)の2016年度の収入高合計は、前年度を2.1%上回る4兆9012億2,500万円と、過去10年で最高を記録した。
2016年度の収入高動向を年商規模別にみると、増収の構成比は「100億円以上」が62.1%を占め最高。一方、「1億円未満」の増収の構成比は最も低い14.6%となった。年商規模が大きな企業ほど増収の構成比が高いことから、帝国データバンクでは「年商規模による二極化が鮮明」としている。
地域別にみると、「近畿」はインバウンド消費の伸び率が高く、増収の構成比は33.1%に。業歴別にみると、増収の構成比が最も高かったのは「10年未満」(38.2%)で、減収の構成比が最も高かったのは「100年以上」(27.5%)となった。