エクスチェンジコーポレーションが提供する「Paidy」は、オンラインショッピング時にメールアドレスと携帯番号を使用してリアルタイムで決済し、代金を翌月まとめて支払う仕組みである。2014年10月よりサービスが開始された。
「Paidy」は事前登録が不要で、SMS(ショートメール)または自動音声で案内する認証コードによって本人確認を行うため、ユーザーが買いたいと思ったその時に買い物をすることができる。Paidyで決済した代金は、まとめて翌月にコンビニエンスストアや銀行振込、口座振替で支払うことが可能。一括払いはもちろん、分割払いにも対応している。
100万口座突破をうけ、エクスチェンジコーポレーションは本日11月14日に都内で記者発表会を実施。代表取締役会長ラッセル・カマー氏がPaidyの概要を、新しく代表取締役社長に就任した杉江陸氏が、EC市場の動向とPaidyの成長について解説した。ラッセル・カマー氏は、Paidyについて以下のように述べている。
「事前登録不要、申込不要、即時に決済できるサービスで、加盟店舗様にも簡単にご加入いただける。これまでにないユニークなサービスをお客様に体感していただければと思います」
また杉江陸氏は、「2016年12月末には50万口座だったが、2017年11月現在で100万口座を突破し、口座数は11か月でおよそ2倍に増加しました」とPaidyの成長をアピール。続けて、「リアルとネットの融合といった部分にPaidyを使いたいというお声も多数いただいているので、店舗でも購買できる仕組みを整えていきたい」と今後の抱負を語った。