キリン堂は、中国のインターネットサービス企業NetEaseの子会社であるHQGが運営する越境ECサイト「Kaola.com(網易考拉海購)」(以下、網易コアラ)内に旗艦店を出店。10月13日から中国消費者向けに、第二類医薬品、第三類医薬品のほか、化粧品や健康食品などをはじめとする日本商品の販売を開始した。
キリン堂は2014年3月から、アリババグループが中国で運営するB2Cオンラインショッピングモール「天猫」の国際サイトに出店し、日本の商品を販売してきた。中国への越境EC市場が拡大する中、キリン堂は複数の販売チャネルの活用による販売拡大を目指している。
網易コアラは2015年1月に開設された越境ECビジネスを主とする総合的なECプラットフォームで、約80か国から輸入した5000 以上のブランドを扱っている。親会社NetEase(網易)はNASDAQに上場しており、NetEaseが運営するメディアなどと連携することでユーザーを獲得し、成長している。