アマゾン・ジャパン(以下Amazon)は、2017年10月20日(金)~29日(日)までの10日間、Amazonならではの“豊富なお酒の品ぞろえを体験できる”期間限定バー「Amazon Bar」を銀座にオープンすることを発表した。
Amazonでは2014年4月より酒類の販売を開始。2016年2月には、インターネット上で実際のソムリエに電話やメールで相談ができる「Amazonソムリエ」をスタート。同年11月にはAmazon限定のボジョレー・ヌーヴォーを発売するなど、2016年度酒類事業の売り上げは2年前と比べ約2.7倍に成長している。
今回のAmazon Barの目的をアマゾン・ジャパンの鈴木亘氏はこう語る。 「ひとつ目はAmazonでお酒を買っていただけるといった認知の拡大。ふたつ目はお酒にまつわる楽しい経験の場を提供したいということ。酒類事業部を立ち上げたときに、多くのお客様にお酒の楽しさを味わっていただきたいという考えがありましたので、それを実現すべく、今回のBarを活用したいと思っています」
壁一面に約5,000本ものボトルが並ぶAmazon Barのコンセプトは、「メニューがないBar」。 「とにかくお客様に楽しんでいただく、お客様に驚いていただく」ことが考え抜かれており、Barのオーダーシステムもユニークだ。
まずは注文用端末で8種の酒のカテゴリーの中から好みのものを選択する。そのあと今の気分に関する6つの質問に答えると、その時の気分にあった商品がおすすめされ、その商品を選択すると注文が完了する。
端末がおすすめしてくれるお酒の種類にもこだわりがあるという。 「実は王道的なお酒は置いておらず、あまり知らないなというお酒も多いかと思います。Amazonの各カテゴリーの専任バイヤーが、広く知られてはいないけれど、とにかくおいしいお酒というものを厳選しています。普段は知らなかったけどこんなお酒があるんだ、ということをぜひお客様には味わっていただきたいです」
期間中は、日替わりの特別イベントやAmazon ソムリエサービスを店舗で直接体験する場も設置される。
10月19日(木)に行われた記者発表会では俳優の別所哲也さんとタレントの三船美佳さんが、来店第一号としてAmazon Barを体験した。