エンプロイー・エンゲージメントとは、従業員が自己の職務に対して熱意と誇りを持って取り組めているかどうかを示す概念であり、仕事へのモチベーションと企業への愛着がどれくらいあるかを測る指標として、欧米を中心に活用の広がりを見せている。
今回、マンハッタン・アソシエイツが発売した「Performance at Work」は、倉庫の従業員の業務活動を、組織で決定した目標や指標と合致させ、管理者からのパフォーマンスに関する頻繁なフィードバックを重ねることで、業務に対する従業員の満足度向上を目指すソリューション。スマートフォンなど個々が所有するモバイルデバイスを介して、コミュニケーションの活性化を手軽に行うことができるよう設計されている。
マンハッタン・アソシエイツの製品戦略担当シニア・ディレクター、Peter Schnorbachは次のように述べている。
「企業が生産性の改善に着手しようとする場合、倉庫管理や労務管理などの高性能なアプリケーションを導入することにフォーカスするケースが非常に多く、人的リソースのサポート&ケアという観点での取り組みは、ほとんどの場合見過ごされてしまっています。しかし、企業が今後、有能な人材を重要な労働力として確保していきたいと考えるならば、ミレニアル世代に対するフォーカスをこれまで以上に強化し、彼らが求める絶え間ないフィードバックを確実に行なっていかなければなりません。 新製品Performance at Workは、現代のネットワーク世代の労働者たちのエンゲージメントを高めるため、スマートフォンによるコミュニケーションを前提としてデザインされています」