「高島屋オンラインストア」は、2011年よりギフト販売に注力、お中元・お歳暮などのギフトシーン、贈る相手、予算などをふまえて多角的に商品を検討できる機能を充実させてきた。ワインやコスメなどの自家需要にも注力することで、新規顧客の獲得や既存顧客の定着化を促進し、LTVを高めていきたいとの考えから、マーケティングオートメーションツールを検討。
サイト運営メンバーが考えるシナリオが実現できる、データのインプット・アウトプットに拡張性があると行った特徴から、ブレインパッド社の「Probance(プロバンス)」を採用した。
高島屋 クロスメディア事業部 カタログ・ネット・テレビ販売部 ネットチャネルグループ グループマネジャー 長峰崇さんは、以下のようにコメントしている。
「今回のMA導入により、店頭での接客をオンライン上でも実現することに一歩近づいたと考えています。まずは、お客様の属性や行動履歴を踏まえ、最適なタイミングで最適な情報をお届けしたり、離反予兆のあるお客様にはクーポンを発行するなど、購入を後押しするシナリオを実施していきます。
今後は、結婚内祝いや出産内祝いを起点として、出産時にはベビー用品、小学校入学時にはランドセルを提案するなど、お客様のライフイベントを長期的にフォローし、お客様と『高島屋オンラインストア』のお付き合いが継続的に続くことを目指していきます。そして、店舗も含めたオムニチャネル施策を具現化していくためにも、豊富なマーケティング支援の実績があるブレインパッドとの取り組みに期待しています」