消費税増税前後のタイミングに合わせて、特売やセールなどを開催するか尋ねると、「開催しない」が89%を占めた。
「開催する」と答えた事業者の中には、「出店しているECモールで開催されるのであればその企画に参加する予定」「商品価格を下げてしばらく様子を見る」という意見もあった。
消費税増税はピンチかチャンスか尋ねると、短期的に見た場合はピンチが66%、チャンスが34%、長期的に見た場合はチャンスが56%、ピンチが44%となった。
送料や商品価格の表示変更作業の負担・送料改定に伴う事業者側の負担増や、それに合わせて増加すると予想される問合せ対応へ危機感を募らせる回答が目立った。
今後どういった施策をネットショップで展開するか尋ねると、「今まで通り。特に何も考えていない」「国内だけでなく海外への販売に力を入れる、ネットショップの外国語対応などを検討」「フェイスブック・ツイッター等のSNSと連携した販売方法を検討」「価格競争をやめて、商品開発に力を入れる」などの意見が聞かれた。
本調査は、「カゴラボ」の2014年3月現在の契約者及び、ECサイトを運用している一般運営者412名(うち有効回答数128名)を対象に、2014年3月1日~2014年3月14日、インターネットアンケート、電話で実施した。