本件については、メルカリも当初より情報の照会等を通じて捜査に協力し、今回の逮捕に至ったという。
メルカリでは、サービス開始当初より利用規約で複数アカウントの作成、譲渡や売買を禁止している。これは、利用規約に反し利用停止等になったユーザーの再利用や、いたずら等によるユーザー間トラブル、また複数アカウントを同時に利用した自己取引等の防止のためとしている。
メルカリによると、アカウントを大量に不正作成し、販売したとして逮捕に至った事案は、今回の件で全国初だという。
今後同社は、社内でもシステムや監視をより強化し、不正に作成されたアカウントの検知・悪質な利用者の排除、また利用者への啓蒙による不正行為の抑止に取り組んでいくとした。