本のフリマアプリ「ブクマ!」を運営するLabitは、フリマアプリ内での新刊販売について、ディスカヴァー・トゥエンティワンと連携し、6月12日より新刊本の販売をスタートした。
「ブクマ!」は、データベースを持つ特化型フリマアプリ。同アプリでは、これまでのデータの分析結果により、中古本を数冊販売した「売上金」の残高を用いて、新品の本を買う消費体験を行っている例を発見。これを受けて、新刊販売に向けての準備を進めてきた。
新刊販売の実証実験の第一弾として、同社がプロデュースを手がける渋谷・道玄坂の書店「BOOK LAB TOKYO」の店頭在庫、約5,000冊を購入できる試みを実施。また第二弾としては、堀江貴文氏がMCを務めるYouTube・ニコニコ生放送の番組「ホリエモンチャンネル」とコラボし、堀江貴文氏の直筆サイン本を取り扱うなど、新品を含むECとしてのフリマアプリの可能性を開拓してきた。
今回の連携は、CtoCフリマアプリ内におけるEC化の実証実験の第三弾と位置づけ、EC市場とリユース文化の拡大により消費体験が多様になっているスマートフォンユーザーのニーズに応えていく。