Hamee(ハミィ)は、同社が提供しているEC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」に、クラウド型倉庫管理システム「ロジザードZERO」をリアルタイム自動連携するアプリ「シッピーノ」(開発:シッピーノ)をリリースしたことを発表した。
今回の連携により、ネクストエンジンを利用しているEC事業者は、人手を介することなくアウトソース先倉庫へ出荷指示を行うことが可能となる。ECサイトで注文発生後、自動で倉庫側へ出荷指示が流れるため人的コストおよび時間コストの削減が見込め、効率的な店舗運営を行うことができる。また、EC事業者が休業日であっても自動で出荷指示が行われるため、アウトソース先の倉庫が稼働していれば休日でも出荷ができるようになり、曜日にとらわれない配送が実現可能だ。
出荷指示以外にも、在庫の入庫情報や出荷確定情報も自動でリアルタイム連携するため、これまで1日に数回にまとめて行われていた情報送信作業も、人手を介することが不要となる。そのため、在庫補充の反映や、購入者への出荷メールの送信も従来よりも早くなり、売り逃し防止や顧客満足度の向上も見込める。
倉庫側は、「EC事業者から出荷情報をもらうまで当日の出荷ボリュームがわからない」「最終の出荷時間までに出荷情報が送られて来ない」、という従来の問題が解決されるだけはなく、入庫情報や配送情報をEC事業者に渡す業務も不要となり、効率的な倉庫業務が可能となる。また、1日数回しか行えなかった在庫情報の更新や、配送情報の更新もリアルタイムに行われるため、荷主(EC事業者)に対するサービスレベルの向上が見込める。