リビングスタイルは、ビジュアル・マーチャンダイジング(VMD)業務の効率化を支援するストア3Dシミュレーターを開発し、クラウドサービスとして提供を開始した。また、同サービスが良品計画に採用され、無印良品などの店舗デザインに活用されることを発表した。
リビングスタイルでは、独自の3D技術をベースにしたインテリア3Dシミュレーターを開発し、インテリアブランドおよびショップ向けにクラウドサービスとして提供してきた。今回新規開発したストア3Dシミュレーターは、このインテリア3Dシミュレーターをベースに、直感的な操作性などを維持しながらVMD向けに機能拡張を行った。
今回の機能拡張により、2Dの設計図にレイアウトした結果を3Dウォークスルーで即座に確認し、3D表示の状態でインタラクティブに修正を行うことができるようになった。また、ショッピングセンターや大型複合施設などにおける壁のない店舗デザインにも対応。ブランドカラーを用いた壁面や床材、専用什器の3Dデータを利用することで、ブランド・ガイドラインに沿ったストアづくりをサポートする。
リビングスタイルでは、専用什器などの3Dデータ作成や図面の3Dデータへの変換まで、ストア3Dシミュレーターを利用するために必要な各種サービスも包括的に提供する。