WACULは、電通デジタル・ホールディングスが運用する電通デジタル投資事業有限責任組合(以下、電通デジタル・ファンド)と、ジャフコが運営する投資事業有限責任組合の2社を割当先とする第三者割当増資を実施し、総額3.5億円を調達したと発表した。
WACULは、2015年4月よりWebサイト分析の人工知能「AIアナリスト」を提供している企業。同社は今年、技術開発とR&Dに力を入れており、今回の調達で得た資金はAIアナリストをより優れたサービスとするための開発費として使用することはもちろん、AIアナリストのサービスに留まらない新たな技術開発にも充当していく予定。
また、今回の電通デジタル・ファンドからの資金調達は、多くの広告・メディアに関する豊富なデータを持つ電通グループとデータ分析に強いWACUL、両社の強みを活かした業務提携までを視野にいれている。