ゼンマーケットは2016年12月1日、オンライン・ショッピングモール「ゼンマーケットプレイス」をオープンした。
ゼンマーケットは、海外向け購入代行および発送サービスを主力とする、在阪のグローバルITベンチャー企業。「グローバル」である所以は、ロシア人・ウクライナ人の4人の経営者を含む多くの社員がロシア、ウクライナ、アメリカ、中国などの出身者で、またカナダなど海外にもスタッフを持つ点にある。
ゼンマーケットプレイスは、商品のオンラインでの海外販売を検討している法人が、従来のリスクや障壁を感じることなく、国内販売と同じ感覚で販売を行うことができる越境ECモール。初期費用・月額費用・掲載料が無料で、商品が実際に購入された時点でサービス利用料(出品手数料・カード決済手数料 各5%)が発生する。代行注文という形でゼンマーケットが出品者に支払いを行うため、代金未収リスクも回避可能だ。
また、海外発送業務もゼンマーケットが代行。出品者は、ゼンマーケットの国内倉庫へ商品発送を行えばよい。言語の面でも、出店から納品まで、機械翻訳システムとゼンマーケットのスタッフがサポートするという。
ゼンマーケットでは、海外の顧客が日本のすべての商品をより手軽に、安く、安心して購入できる仕組みを確立することを目指す。