マージェリックは2017年1月27日より、外部広告経由でECモールの指定された商品に対するリターゲティング広告の配信や、コンバージョン計測などの効果測定ができるAI搭載型アドネットワークプラットフォーム、「bambooshoot AD(バンブーシュート アド)」の提供を開始する。
一般的に、ECモール外で運営されているECサイトの場合、コンバージョン計測タグやリターゲティングタグを商品ページに埋め込むことで効果測定が可能だ。一方、ECモール内の商品ページにはそれらのタグを埋め込むことができない仕様となっているため、外部広告の効果測定を十分に行えず、また店舗サイトへアクセスしたものの商品購入に至らなかった顧客に対し、リターゲティング広告を配信することができないという課題があった。
マージェリックはこのような課題を解決するため、2016年8月に提供開始したAI搭載型EC運営システム「bambooshoot(バンブーシュート)」の追加機能として、bambooshoot ADを開発した。最大の特徴は、コンバージョン計測タグやリターゲティングタグをサイトページへ埋め込まずとも、ECモールの商品ページでコンバージョン計測ができ、広告費用対効果が明確になる点。
また独自技術により、これまでECモールではできなかった商品ページを対象としたリターゲティング広告の掲載が可能となる。さらに、AI活用型の使うほど賢くなる広告運営支援システムであるため、広告運用を重ねれば重ねるほどAIが最適な配信先を学習し、より精度の高い広告費用対効果へ導く。
bambooshoot ADは、まずは楽天市場から対応を開始。Yahoo!ショッピングへの対応も予定している。今後は対応モールを随時拡大し、より費用対効果の高い広告をEC事業者に提供することを目指す。