日本経済新聞社が、Relic、新東通信と事業パートナー契約を締結し、2016年11月24日に購入型クラウドファンディングサービス「未来ショッピング」を開始した。同時に、同社が運営する「NIKKEI STYLE」サイト内に「未来ショッピングチャンネル」を開設。この仕組みにより、大手企業のテストマーケティングやベンチャー企業のイノベーション、さらには地方に点在する優れた技術や、次代に継承すべき伝統産業技術を活かした様々なプロジェクトを支援していく。
事業パートナーである新東通信は、地域密着型広告を行う企業で、Relicはチケット購入型のクラウドファンディングサービス「ENjiNE」を提供し運用支援している。起案者に対する支援は同社が行う。
本サイトでは、支援額に応じてリターン(モノやサービス)を受け取る「購入型クラウドファンディング」の仕組みを採用。支援者は、支援時にチケット(=リターンの引換券)を購入し、チケットを利用することでリターンを受け取る。
掲載プロジェクトのカテゴリは以下の通り。
・TAKUMI:伝統工芸や地域のものづくりにスポットを当てたプロジェクト
・LOCAL:ローカルビジネス活性化/観光・インバウンド等広義での地域活性化プロジェクト
・LUXURY:高級ブランドの限定品など、ラグジュアリーな体験を提供するプロジェクト
・HEALTH:健康をテーマにした技術や製品、研究などのプロジェクト
・TECH:ITを軸とし、大手~スタートアップのベンチャーの技術革新を支援するプロジェクト
・WOMAN:女性活躍をコンセプトとした商品やイベントなどのプロジェクト
・SKILL UP:支援者のスキルアップを目的としたセミナー/ワークショップなどのプロジェクト
・ENTERTAINMENT:アートや音楽など良質なエンタテインメントに関するイベント等のプロジェクト