アペルザは、製造業に従事する技術者が、日々の情報収集から調達購買品の比較検討までを行うことができるポータルサイト「Cluez(クルーズ)」、製造業に従事する技術者・調達担当者に対し、製品の検索選定から調達までをワンストップで提供する製品比較サービス「Aperza(アペルザ)」を運営している。
同社は、マイクロアド子会社のエンハンスと業務提携し、製造業従事者に特化したターゲティング広告「FOCUS-M」の提供を開始した。
このサービスは、「Cluez」「aperza」などの専門情報サイトと連携し、製造業エンジニア約20万人のユーザーデータをもとに、エンハンスが提供する各種広告プラットフォームを活用したメディア収益化支援サービス「Publisher Trading Desk」が提携する他の専門メディアや、大手法人メディアの広告スペースにおいて広告訴求を可能にするもの。
この取組みにおいては、ダイヤモンド社が展開するデジタルメディア「ダイヤモンド・オンライン」とも協力し、同社が保有するオーディエンスデータとの連携を行い、ユーザーデータに対する精度向上を目的とした共同研究と、また広告配信枠の両軸での連携を行う。
広告主は、広告訴求するユーザーを限定した専門的なクリエイティブを作成し、広告配信を行うことができる。また、エンハンスが展開する「Publisher Trading Desk」を通じて、従来の手法では広告掲載が難しかった製造業に関連する専門サイトの広告枠への広告配信が可能になるほか、ユーザーが日常的に利用するニュースサイトや、SNSサイトに広告配信メディアを拡大して、ターゲティング型のネットワーク広告にも一元的に出稿を行うことができる。
アペルザは今後も参画する製造業界の専門メディアとの連携、およびデータ連携事業社との提携を拡大し、2016年内に50社の広告出稿主の獲得を目指す。
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