EC-CUBEの最新版「EC-CUBE 3.0系」は、EC-CUBE上でさまざまなサービスが利用できるプラグインにより各種連携を強化してきたが、今回、他サービスとの連携強化に向けて「API機能」のβ版(試用版)をリリースした。
これまでのプラグインはEC-CUBEのサイト上に機能を追加するのが主な役割であったのに対し、API機能では、ユーザー権限の認証を通して外部からEC-CUBEのデータ(商品データ、顧客データ、受注データ等)にアクセスすることが可能となる。
これにより、基幹システムとの商品情報連動や、モールやリアル店舗との在庫連動、顧客管理CRM・会計ソフトといった管理系サービスの連携、その他IoTへの連携など、これまでのEC-CUBEでは実現が難しかったさまざまな外部連携への可能性が広がる。
ロックオンは、さらに使いやすく、セキュリティも強固にした正式版をことしの12月にリリースする。また、2016年1月にリリースした「EC-CUBEスマートフォンアプリ作成キット」も「API機能」に対応したバージョンアップを予定している。