三菱東京UFJ銀行は、ICTを活用し、金融に関する革新的な新事業の創造を目的として、優れた技術やアイデアを有するベンチャー企業を主な対象とした邦銀初のアクセラレータ・プログラム「MUFG Fintechアクセラレータ」を設立した。アクセラレータ・プログラムとは、メンターが助言・指導し、革新的なビジネスの早期立ち上げを支援する起業家向けプログラム。
決済、融資、資産管理、資産運用、デジタルバンキング、マーケット取引、リスク管理、セキュリティ、デジタルマーケティングなどの事業領域において、Fintechを用いて金融サービスを変えていく革新的なビジネスアイデアや、金融に関わる課題を解決するビジネスアイデアを募集する。参加資格は、おおよそ設立5年以内のベンチャー企業、もしくは今後起業を考えている年齢が満20歳以上の個人。
採択された企業に対し、ビジネスモデルの立ち上げを加速させる(アクセラレート)4か月間の集中的プログラムを提供。期間中、ビジネス立ち上げの専門家、金融領域の専門家などから成るメンター陣が、ビジネスモデルのブラッシュアップ、実際の事業立ち上げの集中的な支援を行なうほか、事業連携・提携、出資(三菱UFJキャピタルより)などを検討する。
12月18日に募集を開始し、説明会や選考を経て、2016年3月上旬にプログラムをスタート。同年8月上旬にDEMO DAYを行う。