楽天は現在、ケンコーコムの普通株式を45.73%直接保有、また楽天子会社のRSエンパワメントを通じて10.43%を間接保有し、連結子会社としている。今回楽天は、東証マザーズに上場しているケンコーコム株式と、新株予約権のすべてを取得し、最終的にケンコーコムを楽天の完全子会社とすることを目的として、2015年11月26日から公開買付けを実施。普通株式1株につき1,005円で3,143,652株を買付ける予定で、買付け代金は39億5800万円となる。
両社は、グループの連携向上、物流インフラ、情報システムなどの集約や共同調達の実現、コスト構造の改善・経営の効率化、海外業務展開における連携などを実現するため、ケンコーコムが楽天の完全子会社となることが必要と判断した。