ディレクタスは、2015年8月、企業やECサイトから配信されるEメールをユーザーがどのような環境で閲覧しているのかを調査した。閲覧しているデバイスは、パソコン(Windows)が89%と最も多く、パソコン以外では、スマートフォンでの閲覧が、iPhone、Android合わせて32.4%。また、2種類以上のデバイスで閲覧しているユーザーは5割を超えている。一方、日本の企業を悩ませているフィーチャーフォン(ガラケー)での閲覧は、今回の調査では4.8%にとどまった。
パソコンでの閲覧環境については、「WEBメールをブラウザで閲覧」が最も多く32.6%、続いて「Windows Live Mail」が16.8%、「Microsoft Outlook」が16.2%となっている。「インターネット白書2010(インプレスジャパン)」の調査では当時32.7%を占めていた「Microsoft Outlook Express」は、2014年4月にWindows XPのサポートが終了したことにより、今回の調査では8.8%。ディレクタスでは詳しい調査資料をサイトで公開している。
【調査概要】
調査目的:一般ユーザーの企業からのEメール閲覧環境の実態把握
対象者:企業やECサイトからのメール受信者
調査方法:インターネット調査
回収サンプル数:1,000人
調査時期:2015年8月
URL:http://blog.directus.co.jp/news/mail-research-2015