日本国内でのソーシャルログイン利用率は、2014年9月に実施した前回調査時と同様、Yahoo!JAPAN IDが56.5%で国内シェアNo.1という結果に。続いてFacebook 22.1%、Google+ 17.8%、Twitter 3.1%、mixi 0.5%となった。
ECサイトに限定して見ると、わずかに増減はあるが、Yahoo!JAPAN IDが半数を超え、Facebook、Google+が続くという、全体と同じ割合に。
メーカーサイトに限定して見ると、Twitterが11.4%と全体の3倍以上に。メディアサイトでは、Yahoo!JAPAN IDが64.2%まで伸びている。
デバイス別に見ると、ソーシャルログイン利用者のうち62.6%がモバイルからの利用となっている。
調査元では、結果を受けて以下のようにまとめ、コメントしている。
今回の調査結果から、日本国内ではYahoo!!JAPAN IDが最もソーシャルログインに利用されており、ソーシャルログイン利用者のうち約6割がモバイルユーザーであることが判明。手元の細かな操作が必要なスマートフォンにおいて、会員登録やログインの手間が省けるソーシャルログインはユーザーにとって利便性が高いため、モバイル上で利用される機会が増えていると考えられる。
また最近では、LINEアカウントを使用したログイン機能を組み込むためのプラットフォーム「LINE Login Platform」がオープン化しており、今後はモバイル上でのユーザー獲得機会を拡大する重要な手段として、ソーシャルログインに大きな注目と期待が集まっていくことが予想される。