「Oracle Database Appliance」は、オラクルの高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システム。
ティーライフでは、3年前、基幹の通販ECシステムに「Oracle Database Enterprise Edition」を導入。さまざまなチューニング機能を利用して最適化を図ってきたが、処理時間をさらに短縮するため、「Oracle Database Appliance」を採用。さらに、データベースは「Oracle Database 12c」に移行することとなった。導入の際は、アシストが技術支援。
システム刷新による効果は、以下のとおり。
1.夜間バッチ処理時間が約3分の1に短縮
お客様からの注文処理などのバッチ処理時間の短縮で、より早く商品を届ける仕掛けができた。
2.Webレスポンスが2倍程度向上
通販システムのお客様接点であるWebレスポンスが向上し、お客様の増加に対応できる安定基盤が構築できた。
3.「Oracle Database Appliance」上で「Oracle Database 12c」を本番稼働構築および移行を実質1ヵ月半で完了
営業終了後の夜間で移行作業を完了し、最短のシステム停止時間でお客様サービスを継続できた。
ティーライフでは、さらなるパフォーマンスの向上を目指して「Oracle Database In-Memory」の検証も行っているとのこと。