「STYLER」は、ファッションアイテムを購入したいユーザーと、アイテムを販売 している店舗をマッチングさせるファッションアプリで、今夏の正式サービスリリースを予定。
ユーザーがSNSのような感覚で、服を購入する際の自分でも表現しにくい抽象的なニーズについて店舗に相談できる場を提供する。
たとえば、ユーザーが「春先に着られるネイビーのジャケットが欲しい」、「オフィスで利用するサンダルが欲しい」などと投稿すると、それに対して、店舗は自社の持つアイテムの情報を返信する。
ユーザーはポストについた提案を見て、欲しいアイテムが見つかった場合は、クローズドな空間でショップとメッセージを交換し、実店舗、またはECサイトでその商品を購入するという流れ。
「STYLER」開発の背景には、メディア環境の変化が進みながらも、ファッション業界の集客が店舗の立地やセールに依存する状況が続くこと、購入したユーザーに対してのコミュニケーションについても、メールマガジンやDMといった伝統的な手法が中心となっていることから、新たな集客手法が求められると考えて。
今回の資金調達でスタイラーは、スマホアプリのオープンβテストの実施やCRM管理機能の開発をしていくとのこと。