三井倉庫ロジスティクスは、T2が提供するレベル2自動運転トラックによる幹線輸送の商用運行を利用したオペレーションを開始し、7月2日に初回運行を実施した。
レベル2は、トレーニングを受けたドライバーが乗車したうえで、ハンドルから手を離した状態で走行が可能な運転支援レベルとなっている。

初回運行の実施概要
往路
- 荷主:パナソニック オペレーショナルエクセレンス/パナソニックAP空調・冷設機器
- 貨物:業務用冷凍・冷蔵庫など
- 発地:群馬県太田市 → 着地:大阪府摂津市
- 自動走行区間:綾瀬IC~吹田IC
復路
- 荷主:アクア
- 貨物:洗濯機(ドラム式)
- 発地:大阪府枚方市 → 着地:神奈川県横浜市
- 自動走行区間:高槻JCT~横浜青葉IC
三井倉庫ロジスティクスは今後も、T2のレベル2自動運転トラックによる幹線輸送の商用運行を継続的に活用したオペレーションを実施予定。発着地の組み合わせ最適化や、混載輸送・中継輸送といった多様な輸送手法の検討と導入を推進するとしている。また、2027年にT2が目指すレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現に向け実証・連携も進めていく方針だ。