株式会社Stackは、SaaS型基幹システム「SQ(エス・キュー)」のエンタープライズ導入の加速を目的に、シリーズAラウンドでの資金調達を完了した。本ラウンドには、既存投資家であるANRI、グリーベンチャーズ、株式会社R6Bに加えて、新規投資家としてMIRAITRONC(ミライトロン)、AGキャピタルが参加した。
資金調達の背景
2024年8月に正式リリースされたSQは、株式会社TSIホールディングスへ導入されている。2025年2月に予定されている新「mix.tokyo」の公開完了後には、同社におけるすべてのオンライン取引の管理、全店舗の注文に対するポイント管理を担う。年間1,000億円規模の取引量に対応できるサービスへと成長するとのこと。
Stackは、現在進行中のプロジェクト企業を含め、より多くの企業が抱えている基幹システムや販売管理システムのコスト・性能・機能面での課題をSQで解決できるように、エンタープライズ企業への導入に特化した組織体制構築に投資する考え。また、これまで着手できていなかった店舗(POS)やBtoB(卸)の領域にもサービスを拡大する予定としている。