LINEヤフーは、企業が「LINE」上で自社サービスを提供できる「LINEミニアプリ」を大幅アップデートした。
同プラットフォームは、これまでオフライン中心で利用されてきたが、今回のアップデートにより、ゲームやEC、メディア、エンターテインメントなどオンラインサービスでの活用を促進するとのこと。
アップデート予定の概要
認証制度を導入しリリース手続きを柔軟化
これまで、LINEミニアプリのリリースには事前審査が必須だった。今回のアップデートにより、これまでどおり審査を通過して様々な拡張機能が利用できる「認証済ミニアプリ」と、審査不要で素早くリリースできる「未認証ミニアプリ」の2種類に細分化される。認証済ミニアプリには認証バッジが表示されるほか、審査状況がわかるユーザー向け画面表示などの対策も実施される。
アクセス導線強化と検索性向上
認証済ミニアプリは、LINE内の検索結果や「Yahoo!検索」からのアクセス導線が強化される。これにより、ユーザーが必要なミニアプリをより容易に発見できる環境が整備される予定。
課金機能追加でオンライン活用を促進
LINEミニアプリ上で決済が可能になる「ミニアプリ内課金機能」が導入される予定となっている。これにより、LINEミニアプリで提供されるゲームの課金や漫画購入などがLINE上で完結できるようになる。そのほか、ECやブスクリプションサービスを含むオンラインサービスでの活用が見込まれる。