メディア計測と最適化のプラットフォームを提供するIntegral Ad Science(以下、IAS)は、新たな広告主向け最適化ソリューションをMetaとテストすると発表した。FacebookとInstagramのフィードおよびリール広告向け「コンテンツ・ブロックリスト」は、業界標準に沿い、自社ブランドにふさわしくないと判断したコンテンツに隣接する広告掲載を自動的に回避する機能を提供する。2025年初頭にIASのサービスを利用するすべての広告主に提供される予定。
なお、コンテンツ・ブロックリストによる最適化は、次の機能を提供する。
ソーシャル最適化
コンテンツ・ブロックリストを活用したソーシャル最適化により、広告主は広告がブランドに適したコンテンツに配信できるようになる。これにより、広告主はFacebookとInstagramのフィードおよびリールにおいて、コンテンツレベルでの能動的な事前スクリーニング機能が利用可能となる。
ダイナミックなカスタム・コントロール
広告主は、業界標準に準拠したコンテンツ・ブロックリストと、コンテキスト・カテゴリーの豊富なカタログに基づいて、自社独自のカスタム・コンテンツ・ブロックリストを作成できるようになる。IASのコンテンツ・ブロックリストは、パブリッシャーレベルのブロックリストよりも、きめ細かなコントロールを提供し、新たに生み出されるコンテンツにも対応しながら、ブランド適合性を確保できるとのこと。
簡単なアクティベーション
広告主は、IAS Signal(管理画面)内で1回限りの有効化作業を行うだけで、FacebookやInstagramのフィードやリール上で不適切と思われるコンテンツを自動的に回避できるようになる。
業界をリードするAI主導のマルチメディア解析テクノロジー
コンテンツをフレーム単位で分析し、画像、音声、テキスト信号を組み合わせて、業界最高レベルの精度で分類する。
エンドツーエンドのキャンペーンサポート
世界中の広告主は、FacebookとInstagramのフィードおよびリールで、28言語にわたるMeta向けTotal Media Qualityと最適化を組み合わせて、ブランド適合性を強化できる。