プレイドは、2021年12月からクローズドβ版として提供していた行動分析特化型プロダクトアナリティク「Wicle(ウィクル)」のパブリックβ版の提供を開始した。これにより、無料プランの追加とオンラインでのサインアップが可能となった。
Wicleは、プロダクト開発においてユーザー行動を詳細に分析するためのプロダクトアナリティクスツール。タグを設置すると、様々なユーザー行動の自動計測、リテンションや機能の利用状況の可視化ができる。プレイドが提供するCXプラットフォーム「KARTE(カルテ)」のデータ基盤を共通利用しており、大量のユーザーデータの高速な解析や可視化を実現している。
Wicleの主な特徴
リテンション分析で注力すべき課題を特定
ユーザーのリテンションを「新規/アクティブ/ファン/ドロップ/休眠」のようなフェーズを集めた「ライフサイクル」という形で可視化。ユーザーの全体像を把握することで、注力すべき課題の見極めをサポートする。
クエリなしでユーザー群の深堀りと比較が可能
特定のユーザー群を、クエリを使わずに抽出し、特徴や課題を分析できる。熱心なファン層がよく利用している機能や休眠ユーザーとの違いを比較し、より適切な対応の検討が可能とのこと。
詳細なユーザー行動分析で文脈把握や評価が可能
タイムラインやセッションリプレイ(動画)形式で、ユーザーの閲覧行動や具体的な操作時の体験を詳細に追える。