MMD研究所は、予備調査では18歳～69歳の男女2万5,000人、本調査ではポイント経済圏メイン利用者2,500人を対象に、「2024年7月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」を実施した。調査結果の詳細は次のとおり。
現在活用している共通ポイントの1位は「楽天ポイント」
18歳～69歳の男女2万5,000人を対象に、現在活用している共通ポイント（複数回答可）と､その中で最も活用している共通ポイントを質問したところ、現在活用している共通ポイントは「楽天ポイント」が59.5％と最も多く、次いで「PayPayポイント」が41.0％、「Vポイント」が40.3％と続いた。
最も活用している共通ポイントは「楽天ポイント」が33.7％と1位で、次いで「PayPayポイント」が14.5％、「dポイント」が14.2％となった。
61.5％がポイント経済圏を意識してサービスを利用
18歳～69歳の男女2万5,000人を対象に、経済圏を意識しているか聞いたところ、「意識している」が61.5％、「意識していない」が38.5％だった。ポイント経済圏別でみると、「意識している」と答えた利用者の割合が最も多いのは楽天経済圏で43.9％、次いでPayPay経済圏が29.8％、Vポイント経済圏が26.5％となった。
次に、ポイント経済圏を意識している1万5,371人を対象に、最も意識しているポイント経済圏を質問したところ、「楽天経済圏」が43.3％で最多に。「PayPay経済圏」が18.5％、「ドコモ経済圏」が15.8％と続いた。
PayPay経済圏を意識し始めたきっかけは「QR・バーコード決済」が47.0％で1位
ポイント経済圏メイン利用者2,500人を対象に、共通ポイントを使ったり貯めたりするためにメインで利用している経済圏を意識し始めたきっかけを質問したところ、楽天経済圏（n=500）は「ECサイト」が29.0％、PayPay経済圏（n=500）は「QR・バーコード決済」が47.0％、ドコモ経済圏（n=500）は「ポイントカード」が23.4％、Vポイント経済圏（n=250）は「ポイントカード」が37.6％、au経済圏（n=500）は「モバイル通信」が27.4％、イオン経済圏（n=250）は「電子マネー」が39.2％と、それぞれトップとなった。
ポイント経済圏の総合満足度は「イオン経済圏」が77.2％でトップ 次いで「PayPay経済圏」が76.4％
ポイント経済圏メイン利用者2,500人を対象に、メインで利用している経済圏の総合満足度を質問したところ、「満足」と「やや満足」を合わせた満足している割合は、イオン経済圏（n=500）が77.2％と最も多い結果となった。次いでPayPay経済圏（n=250）が76.4％、楽天経済圏（n=500）が72.2％だった。
調査概要
- 調査期間：2024年7月5日～7月8日
- 調査対象：＜予備調査＞18歳～69歳の男女 ＜本調査＞ポイント経済圏メイン利用者
- 有効回答：＜予備調査＞2万5,000人 ＜本調査＞2,500人 ※ドコモ経済圏（n=500）、au経済圏（n=500）、PayPay経済圏（n=500）、楽天経済圏（n=500）、イオン経済圏（n=250）、Vポイント経済圏（n=250）
- 調査方法：インターネット調査
