電通は、テレビ朝日とクラスターとともに、新しい体験型エンターテインメントの提供や、クリエイターエコノミーの機会創出、さらに、企業によるメタバースのマーケティング活用を支援するための共同出資事業を開始すると発表。
同事業では、異なる業界の専門知識を有する3社がそれぞれの強みを生かし、マスメディアとイマーシブメディアを掛け合わせた新しいユーザー体験を提供するとともに、メタバースをマーケティング活用するためのテレビメディア連動型効果指標モデルの設計やトライアルを実施するという。
具体的には、「メタメタ大作戦 製作委員会(以下「本委員会」)」を組織し、3社が協力して継続的なイマーシブメディアのビジネスモデル化およびメディア横断型の新たなマーケティング効果指標の設計をおこなうとのこと。
「メタメタ大作戦」は「この夏、強制ログイン!史上最大のバーチャル文化祭」をコンセプトに掲げ、テレビコンテンツを視聴するだけでなく、参加者がクリエイターとしてアバターやワールドを創造し、その世界観に参加できるというメタバースの特徴を生かした体験型の「新しいエンターテインメントの形」に挑戦。会場は、テレビ朝日が運営する「光と星のメタバース六本木」内の特設会場「メタメタ学園」となっている。
「ミュージックステーション」や「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」など、幅広い視聴者を有するテレビコンテンツを起点としたブースの展示など、参加者同士が楽しめる企画を提供し、エンターテインメントの場を企業のコミュニケーションやマーケティングの場として活用するための環境整備を実施するほか、イベント協賛企業のブランディングに寄与する協賛メニューも展開するとのこと。