ヘラルボニーが、ルイ・ヴィトンやクリスチャン・ディオールなどのメゾンを傘下に持つ複合企業LVMHが設立した世界各国の革新的なスタートアップを評価する「LVMH Innovation Award 2024」にて、日本企業として初めてのファイナリスト18社に選出され、2024年5月23日、フランス・パリで開催された授賞式にて「Employee Experience, Diversity&Inclusion」カテゴリ賞を受賞したことを発表した。
LVMH Innovation Awardは、2017年にLVMHが設立した世界の有望なスタートアップ企業を見出し、成長を支援するプログラム。第8回目となる今回は、過去最大の89ヵ国、1,545社からエントリーが集まった。
2024年5月23日、フランス・パリで開催中の「VIVA Technology」にて、受賞企業の発表と授賞式が開催され、ヘラルボニーの同賞受賞が決定。同アワードにおいて、日本企業がファイナリスト進出および受賞を果たすのは創設以降初めてのことだという。メインステージでは、同社の海外事業責任者である小林恵氏にトロフィーが授与された。
今回の受賞を経て、ヘラルボニーはLVMHの事業支援プログラム「La Maison des Startups LVMH」に参画し、個別のサポートを受けることが決定。2024年7月を目処に、同社初の海外拠点としてフランス・パリに現地法人を設立し、同年9月以降には、パリ13区に位置する世界最大級のスタートアップ集積施設「Station F」に拠点を構え、事業展開を進める予定だという。