b8ta Japanとマクロミルは2024年5月20日、日本全国で消費者の深層を探るための調査型ポップアップストアを展開する新サービス「with b8ta」の概念実証（POC）を開始し、業務提携の覚書を締結した。
この概念実証では、マクロミルの調査員をb8ta店頭に派遣、またはオンラインによる追加の調査を実施。通常のb8ta店頭で実施する定性調査より、深掘りした調査を行う。なお、パナソニックの男性向け理美容家電が、今夏の調査開始を予定している。
b8ta Japanとマクロミルは、概念実証を経て、2024年中に同サービスを正式ローンチする見通し。
概念実証段階での想定サービス概要
b8taの国内4常設店舗内（有楽町、渋谷、越谷レイクタウン、阪急うめだ本店）では、約60×40センチの通常区画、または半個室のPop-up Store Spaceを活用する。常設店舗外では、日本全国のイベント実施会場やその他の場所で開催することが可能となっている。
Pop-up Store Spaceとは
b8ta Japanは、これまで出品ブランドの独自の世界観を体現できる半個室の区画として、b8taの常設店舗に用意していた「エクスペリエンスルーム」を、「Pop-up Store Space」にリニューアルする。これにより、利用企業は既存の常設店舗4店舗内にポップアップストアの開業が可能となる。1年以上の長期契約で、Googleマップなどにも店舗情報として掲載できる。
第1弾としてEmma Sleep Japanによるb8ta Tokyo – YurakuchoのPop-up Store Space活用を開始しているとのこと。
イベント実施前の取り組み
- 課題定義：クライアントの目的とニーズを理解し、課題を明確に定義
- 現状ヒアリング：クライアントの現在の状況を聞き取り、どのような情報が必要か判断
- デプスインタビューの項目作成：調査目的に合わせて、詳細なインタビューの質問項目を作成
- 施工：ポップアップストアの物理的な構築とセットアップを実施
- 運営スタッフの育成：スタッフに対するトレーニングを行い、サービスの質を向上
イベント実施中の取り組み
- 接客：来店客に対して親しみやすく、丁寧な接客を提供
- デプスインタビューの実施：事前に準備したインタビュー項目に基づき、来店客からの深層的な意見を収集
- 結果共有：収集したデータを分析し、関係者と共有
- トークログ作成：インタビューの内容を記録し、分析のための資料を作成（オプション）
イベント実施後の取り組み
- デプスインタビューの結果まとめ：インタビューから得られた洞察のまとめ・分析
- ネクストステップの提案：得られた情報を基に次のアクションプランを策定、提案
