大創産業は、マレーシア セランゴール州インダ島ポートクランに約12万平方メートルの大型自動倉庫「マレーシア新GDC(Global Distribution Center:広域へ配送する在庫保管型物流センター)」を着工。2027年春の稼働を目指して工事を開始しているという。
「マレーシア新GDC」は、首都クアラ・ルンプルから車で約1時間、マレーシア最大の港を有するインダ島に建設予定の、同社最大の自動倉庫。ASRS(Automated Storage Retrieval System:自動入出庫システム)をはじめとする最新技術を導入し、稼働後には、東南アジア、中東圏22の国と地域にあるDAISO約600店への輸送拠点を担い、国際物流のハブとして機能する予定となっている。今後対象エリアでの出店による出荷量増加にも対応していくとしている。
竣工後には、雇用創出などを通してマレーシアへ貢献するとともに、同社のグローバル戦略推進に不可欠な、安定的な物流網の構築と出荷量拡大への速やかな対応を実現する予定とのこと。