STORESは2024年4月4日、同社が運営するオンライン予約システム「STORES 予約」上で、LINEメッセージを配信する機能「LINEメッセージ」の提供を開始すると発表した。フォローすべき顧客を自動でリストアップする機能「スマートリスト」と合わせた活用により、再来店や継続率の向上につながるメッセージ配信施策を可能にするとのこと。なお、スマートリストは4月中旬にリリース予定となっている。
「スマートリスト」と「LINEメッセージ配信」で実現できること
スマートリストで、条件に合致するフォローすべき顧客が自動でリストアップできる
予約・来店データを基に複数の条件を組み合わせ、スマートリストとして最大20個まで保存可能。スマートリストに属する顧客は自動更新されるため、フォローすべき最新の顧客をリストアップできる。
顧客の抽出条件の例
- 初回の来店から14日が経過し、次回予約が入っていない顧客
- 回数券の残回数が3回以上あり、直近30日間で来店がない顧客
- 過去5回以上、かつ直近30日でも来店があるロイヤルカスタマー
※回数券の「残回数」「有効期限」による絞り込みは2024年4月以降対応予定
LINEとSTORES 予約の連携で配信作業の効率化が見込める
STORES 予約の管理画面上から一斉送信・自動配信の設定が可能。LINEメッセージの自動配信は2024年初夏にリリース予定で、2024年3月28日時点では、手動による一斉・個別配信が可能となっている。
再来店・継続率向上の仕組みを構築
スマートリストとLINEメッセージ配信の機能を組み合わせて利用することで、店舗スタッフの工数をかけずに、データを活用した再来店・継続率を改善する施策を仕組み化できる。また、複数店舗をもつ事業者は、店舗全体で均一的な顧客とのコミュニケーションが図れる。