AIQ(アイキュー)は、KDDIが提供する「αU place(アルファユープレイス)」において、デジタルスタッフを活用したAI接客の実証実験をKDDIとともに開始した。
同実証実験では、AIQの独自特許技術を活用した接客AI(デジタルスタッフ)がKDDIのバーチャル空間(αU place)内でユーザーを接客し、サービス提供することを目的としている。この取り組みは、デジタル技術と顧客サービスの融合により、新たなショッピング体験の創出を目指すものだという。
デジタルスタッフについて
デジタルスタッフは、AIQの特許技術である人のインサイトを可視化する「プロファイリングAI」と、人とAIのコミュニケーションを最適化する「対話最適化AI」により、本人さながらの個性やブランドの価値観に沿った自然なコミュニケーションを実現するもの。
今回の実証実験で利用するデジタルスタッフは、参加店舗協力のもとαU placeに出店している店舗や実在のスタッフのSNS投稿を生成元としている。
αU placeについて
αU placeでは、実店舗の空間を商品陳列から内装の雰囲気まで忠実にバーチャル上で再現。商品の置き場所や商品ポップなど、実店舗ならではの工夫から注目ポイントを知れるほか、欲しい商品をタップするとECサイトで購入もできる。店内空間は、スマートフォンでスキャンするだけでバーチャル空間上に再現されるため、ユーザーは最新の展示を体験可能となっている。