スギホールディングスは、PTT Oil and Retail Business Public Co.,Ltd.(以下「OR」)と、タイでのヘルス&ビューティケア事業の開始に向けた基本合意書を締結したことを発表した。
スギホールディングスグループは、関東・中部・関西・北陸エリアに1,700店舗以上を展開。約4,000名の薬剤師と約500名の管理栄養士、約1,200名のビューティアドバイザーを擁する調剤併設型ドラッグストアを強みに、地域の生活者の健康増進に貢献する「トータルヘルスケア戦略」を展開している。
近年は、日本国内で培った経営・運営ノウハウや商品供給力を活かして、アジア地域での事業展開も推進。台湾、ベトナム、マレーシア、香港では、現地の有力企業と業務提携をおこない、多くの共同事業を実施しているという。
ORは、国営エネルギー会社であるタイ石油公社(PTT)の子会社で、タイでサービスステーション、コーヒーチェーンなどを運営しているライフスタイル・モビリティ事業者。同社はタイで「最高のヘルス&ビューティ提供拠点」を創造し、ヘルス&ビューティに関心を持つ消費者のライフスタイルニーズに応える「次世代型のコミュニティ」の形成を目指している。
今回の合意締結により、2社はタイにおけるヘルス&ビューティケア市場の開拓を目指すとしている。具体的には、タイの消費者にとってアクセスしやすく、便利で、多様なニーズに応じる新たな業態開発を計画しており、タイ国内における1号店の開店を2024年6月頃に目指しているとのこと。