プレイドは、同社の提供するCXプラットフォーム「KARTE」が、日本プロサッカーリーグとぴあが共同で運営するJリーグ公式チケット販売サイト「Jリーグチケット」に導入されたことを発表した。
Jリーグとぴあが共同で運営するチケット販売サイト「Jリーグチケット」は、JリーグのJ1からJ3各クラブの主催試合のチケットを購入でき、Jリーグ観戦には欠かせないサービスとしてリーグ全体とクラブを支えている。
使いやすいチケットサイトにするためにUI/UXを重視していた「Jリーグチケット」だが、長期にわたる機能開発の計画は既に決まっており、開発リソースの観点から素早いUI/UX改善をおこなうことが難しい状況だったという。
KARTEを導入した「Jリーグチケット」では、KARTEを活用し、ファンのサイト来訪回数や試合への興味の度合いに合わせたメッセージの配信やクーポン配布などをおこなっている。
クラブが制作した動画やJリーグ制作のプロモーション動画をポップアップで掲出し試合への興味を持ってもらえるようにしたり、初めての観戦者にとってはわかりにくい席種の違いを各座席からの観戦イメージ写真をポップアップで掲出することでチケットの購入しやすさを改善したりするといった施策を実施した。これにより、購入率の向上という結果や今後のサイト改善に向けての検証材料を得られたという。
また、効果が出た施策はJリーグの全クラブにも共有し、ほかのクラブでもすぐに同様の施策ができる体制となっているため、リーグ全体でチケット購入体験の改善のPDCAサイクルを回すことにつながっているとのこと。