J.フロントリテイリングは、執行役常務を務めていた小野圭一氏が、2024年3月1日付けで代表執行役社長に就任する人事を発表した。
中期経営計画の最終年度となる本年度業績は、同計画で掲げた重点戦略、経営構造改革の遂行により、おおむねコロナ禍前の水準まで回復する見通し。
主力の百貨店、ショッピングセンター事業に加え、デベロッパー事業の組織再編など中長期の成長を見据えた基盤構築に一定のめどがついたことなどから、経営体制を刷新。次年度より新たな中期経営計画を始動させ、グループ経営のさらなる強化と企業価値の向上を目指すという。
同社の社長であった好本達也は、取締役 兼 執行役に就く。
また、大丸松坂屋百貨店では、同日付けで執行役員 営業本部 MDコンテンツ開発第1部長の宗森耕二氏が代表取締役社長に昇格するほか、J.フロントリテイリング 執行役常務 グループデジタル統括部長 兼 グループシステム統括部長の林直孝氏が、大丸松坂屋百貨店 取締役 兼 J.フロントリテイリング 執行役常務デジタル戦略統括部長となる。