トライアルホールディングス(以下、トライアル)と日本電信電話(以下、NTT)は、リテール業界におけるサプライチェーンマネジメント(以下、SCM)最適化実現に向けて、デジタルツインコンピューティングによるサプライチェーンマネジメント(以下、DTC-SCM)の共同検討および研究開発に関する連携協定を締結した。
同協定によりメーカー・卸・小売のデータ融合を加速し、DTC技術によってリテール業界の店舗運営効率化・物流効率化・顧客価値向上等の実現を目指す。
連携協定概要
トライアルが持つリテール業界の知見・店舗・商品販売などのデータと、NTTが持つデータサイエンス分野の知見と技術を活かすことで、DTCによるSCM最適化実現を目指す。これにより、メーカー・卸・小売のデータ融合を加速し、また商品カテゴリごとに異なるサプライチェーンや購買傾向も加味した最適化実現を目指すとしている。
協定に基づく具体的な取り組み
トライアル店舗での実証実験に向けて、次の取り組みについて2024年1月より共同検討および研究開発を開始する。
- 補充発注自動化(売場における欠品等によるチャンスロス、および廃棄ロスの削減)
- 物流効率化
- プラノグラム(棚割最適化)
- 1to1マーケティング (ターゲティング型マーケティング)