ビービットは、シンガポール・マレーシアを中心にOMOソリューションを提供するスタートアップ企業、TSUNAGO Sdn. Bhd.(以下「TSUNAGO」)の全株式を取得した。これにより、中華圏に加え東南アジア市場に進出し、コンサルティング・SaaS一体型のUXビジネスのグローバル拡大拡大を目指す。
クアラルンプールを拠点にするTSUNAGOは、オンライン・オフラインを「つなぐ」ことをミッションとし、OMOソリューションを提供するスタートアップ。体験型店舗(売らない店)の展開支援サービス「Tsunago Store」、AIカメラによる来店客の行動分析サービス「Tsunago AI」、OMO支援コンサルティング、アプリ開発・運用など多岐にわたる事業を展開している。
今回の買収によって、ビービットはOMOの顧客体験設計力、データドリブンな顧客理解力をより強化し、シンガポール・マレーシアを中心に東南アジア全域に進出。今後、「OmniSegment」をはじめとする親和性の高い既存サービス群との融合も視野に入れながら、コンサルティング・SaaS一体型のUXビジネスのグローバル拡大を加速するとしている。